椎茸だしの効いたカンタン筑前煮

椎茸料理で大人気の筑前煮。筑前煮は、その名の通り、福岡県を中心とする九州北部の郷土料理です。地元では「がめ煮」とも「炒り鶏」とも呼ばれています。おせちに入れる煮物としても筑前煮の人気は高いです。おせちの煮物といえば筑前煮と連想される方も多いと思います。

炒り鶏の名にふさわしく、筑前煮は最初に具材を炒めるところが、他の煮物と大きく違います。そして椎茸の戻し汁をたっぷり入れて使うというレシピがほとんどです。干し椎茸、鶏肉、コンニャク、ゴボウ、レンコン、ニンジン、ダイコン、竹の子、サトイモ等の根菜中心で作ります。簡単で美味しいレシピを用意したので是非作って見てくださいね。

干し椎茸の戻し汁をたっぷり使った美味しい筑前煮です♪菌床栽培の生しいたけではなくて、原木栽培の干し椎茸を使いましょう。

材料(4人分)

  • 干し椎茸 4枚(20g)
  • 鶏もも肉 300g
  • こんにゃく 1枚
  • にんじん 1本
  • ごぼう 200g
  • れんこん 130g
  • しょうが ひとかけ(10~20g)
  • サラダ油 大さじ1
  • 椎茸の戻し汁+水 200ml
  • だしパック 1袋
  • みりん 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • しょうゆ 大さじ4

手順

1
干し椎茸は冷蔵庫でひと晩ふっくら戻す。(戻し汁は後で使います)
2
椎茸、鶏肉、こんにゃく、にんじん、ごぼう、れんこんを一口大に切り、しょうがは千切りにする。こんにゃくは塩もみして洗う。
3
鍋にサラダ油を熱し、鶏肉を色が変わるまで炒めて、ごぼうを加え香りが出るまで炒める。続いて他の具材も合わせて炒める。
4
鍋に椎茸の戻し汁とだしパックを入れて、だしパックは鍋の底になるようにして、強火で煮立てる。
5
煮立ったら中火にして、みりん、砂糖、しょうゆを入れる。
6
中火で15~20分落とし蓋をして煮る。最後に蓋を取りだしパックを取り出して汁気がなくなるまで弱火で煮て出来上がり。

ポイント

日本産原木栽培の干し椎茸を使うのがコツです。冷蔵庫でひと晩戻すと、甘みが出てとても美味しくなります。

干し椎茸は冷水で戻すと雑味が出ずに甘みが増して美味しくなります。

干し椎茸の一番美味しい戻し方

切りながら20分!干し椎茸の手軽な戻し方

料理が干し椎茸で美味しくなるのはなぜ?

動画

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