「椎茸で美味しい茶碗蒸し」のレシピ

椎茸で美味しい茶碗蒸し

椎茸と鶏肉の煮物を作ってから茶碗蒸しにすることをお勧めします。茶碗蒸しの中から濃い味の煮物が出てくると幸せです♪

余った椎茸の煮物を茶碗蒸しに入れたら素晴らしく美味しかったので、先に煮物を作るレシピを書いてみました。

ちょうど良い固さになる卵とだし汁の比率は1:4なのでカップで計量してお好みの固さに調整してください。卵とだし汁はすぐに分離するので、混ぜ合わせたらすぐに蒸すようにします。卵液を強火で１分加熱したら、すが入らないようにすぐに弱火にします。

干し椎茸はひと晩冷蔵庫でふっくら戻す。戻したら軸を切り、椎茸を食べやすい大きさに切る。

戻し汁は足りなかったら水を足して、椎茸煮物用に300ml取っておく。

鶏肉はひとくち大に切る。剥がした皮も一緒に煮ると煮物が美味しく仕上がります。

鍋に椎茸と戻し汁300mlとだしパック1袋を入れ、沸騰たら鶏肉を入れ、火を弱めて中火で3分煮てからだしパックを取り出す。

アクを取り砂糖小さじ2、みりん小さじ２、しょうゆ大さじ1+小さじ1/2を加えて中火で10分煮る。

煮汁は椎茸、鶏肉に味を染み込ませる為浸るぐらい残して冷ます。煮汁は後で使うので大さじ３は残しておく。

別の鍋に水200mlとだしパック1袋を入れて沸騰してきたら火を弱めて中火で3分煮てからだしパックを取り出す。

7に6の煮汁大さじ2、塩小さじ2/3、みりん小さじ1/2を入れ味を整え、ひと肌以下に冷ましておく。

エビは背わたを抜き6の煮汁大さじ1をふりかけ下味をつけておく。

三つ葉は水洗いして、3㎝に切り揃えておく。

蒸し器の下にたっぷりの湯をしっかり沸かす。

蒸し器の湯が沸くまでに、ボールに卵を割りほぐし泡だたないように切るように溶く。

卵2個分がもし100mlの時は、だし汁をその４倍量の400mlに調整する。卵の4倍のだし量の時に固さがちょうど良くなる。

泡が立たないように静かにだし汁を加えてよく混ぜ合わせ、目の細いザルか茶漉しでこす。

飾り用に後から上に載せる具材を少し残して、残りの具材(鶏肉、椎茸、かまぼこ、えび)を器に入れる。

卵だし汁を玉じゃくしで静かに注ぐ。入れるのは器の七〜八分目までにする。もし泡ができたらスプーンで取り除く。

蒸気の上がった蒸器に茶碗蒸し容器を入れ、水滴が落ちないようにふたを布きんで包み強火で1分蒸し、弱火にして4分蒸す。八分どおり固まり、揺すってユラユラと動くくらいになったら、飾りにとっておいた、椎茸、エビ、かまぼこ、三つ葉の茎をのせ弱火で5〜7分蒸す。

エビが赤くなり、竹串を卵の中央に刺してみて澄んだ汁が出たら蒸しあがり。濁った汁が出たら加熱不足です。仕上げに三つ葉の葉の部分のみををのせて完成。

干し椎茸は冷水で戻すと雑味が出ずに甘みが増して美味しくなります。