「干し椎茸で美味しいお雑煮」のレシピ

干し椎茸で美味しいお雑煮

干し椎茸を使ってとても美味しいお雑煮を作りました！椎茸と鶏肉を先に濃いめの味付けで煮るので、お椀の中でそれぞれの具材の個性が引き立ちます。干し椎茸のグアニル酸が他の食材の本来のうま味を濃厚にしてくれます。

東日本は角餅を焼いてすまし汁、西日本は丸餅を茹でて味噌仕立て、と言われますが、地方によって様々にお雑煮は違いますね。さらに個人の好みもあります。

干し椎茸はひと晩冷蔵庫でふっくら戻す。戻したら軸を切り、大きい場合はひとくち大に切る。

戻し汁は茶漉しで漉して、椎茸煮物用に400mlを取っておく。

鶏肉はひとくち大に切る。剥がした皮も一緒に煮ると煮物が美味しくなります。

鍋に椎茸ともどし汁400mlとだしパック1袋を入れ、沸騰してきたら鶏肉を入れて、中火で3分煮立てる。

だしパックを取り出して、アクを取り砂糖、みりん、しょうゆを加えて中火で10分煮る。

煮汁は椎茸、鶏肉に味を染み込ませる為浸るぐらい残して冷ます。煮汁大さじ4を後で使うので残しておく。

里芋の皮を剥き、塩で揉み込み水がにごらなくなるまで2、3回洗い、ひとくち大に切る。

鍋に里芋がかぶるくらいの水を入れて、中火で熱し、沸騰後10分くらい煮て、竹串が通るくらい柔らかくなったらザルに上げ冷ます

ほうれん草は熱湯でサッとゆでて冷水で冷まし、絞って4㎝に切る。

人参は7mmにカットして花型で抜く。飾り包丁を入れると立体的になります。柔らかくなるまでにんじんを茹でておく。

鍋に水800mlとだしパック2袋を入れてを入れ、強火で沸騰させる。

沸騰してきたら火を弱めて中火で3分煮たら、だしパックを取り出しアクを取る。

茶漉しで漉した椎茸鶏肉の煮汁大さじ4、酒、塩を入れ好みの味に調整する。

餅を少し焦げ目が付く程度にトースターなどで焼く。

椀にかまぼこ、里芋、ほうれん草、人参、鶏肉、椎茸を入れ、焼いた餅を入れたら、温めたすまし汁をゆっくり注ぐ。

お好みで薬味をのせてお召し上がりください。

干し椎茸は冷水で戻すと雑味が出ずに甘みが増して美味しくなります。